みなさんこんにちは。スゥリールの林です。
今日は、souRiLeで幅広い年齢層の女性から人気のヘアマニキュアについて詳しくお伝えします。
ヘアマニキュアとは?
酸性ヘアカラーの事です。一般的なヘアカラーが過酸化水素水を使ったアルカリ性なのに対して、ヘアマニキュアは過酸化水素水を全く使っていない酸性の染料を使った酸性ヘアカラーです。爪に塗るマニキュアと同じ感じで表面にコーティングだけするカラーリングです。
幅広い年齢層の女性に人気のヘアマニキュアで髪に優しくツヤ髪を手に入れましょう!
ヘアマニキュアのメリットとは?
ヘアマニキュアの沢山あるメリットやもちろんデメリットを理解した上でカラーリングを楽しんでいきましょう♪
先ずはメリットをご紹介します。
①髪にやさしい
一般的なヘアカラーは過酸化水素水を使ってキューティクルをしっかり開きながらメラニン色素を削り、そこに染料を入れて希望の明るさや色味にします。もちろんキューティクルの損傷を伴なうので、繰り返す事でどうしてもダメージに繋がりやすいんです。
その点、ヘアマニキュアはキューティクルを過度に広げないのでダメージが進行しません。
髪にやさしいカラーリングと言えばヘアマニキュアだけなんです◎
②キューティクルをコーティングしてくれる
ヘアマニキュアは爪に塗るマニキュアと同じなので表面をコーティングしてくれます。髪の毛の表面のザラつきもマニキュアの成分で滑らかになりますよ。
健康な髪には4〜7枚くらいのキューティクルが覆っています。
ところが毛先にかけてキューティクルの剥がれがどうしても出てきます。
ヘアマニキュアを毛先までする事で『擬似キューティクル』でコーティングしてくれるんです。
一般的に髪の毛にツヤを出すのは光の反射と言われています。マニキュアのコーティングにより髪の表面がなめらかになって光の乱反射が抑えられ髪に自然なツヤが出てきます◎
③ハリ、コシが出る
年齢を重ねると髪の毛一本一本が細くなってきます。
そうすると全体のボリュームも減ってペタンと倒れてしまいやすくなります。
ヘアマニキュアを繰り返しする事で、ミクロの話ですが、少しずつ表面のコーティングでハリ、コシが出てきます◎
④ニオイが良い◎
アルカリカラーやパーマはアルカリを使っているので、どうしても刺激臭があります。
ヘアマニキュアは刺激臭ゼロです!
トリートメントやコンディショナーに近い心安らぐやさしい香りがします(もちろんメーカーによって違いはあります)
⑤頭皮にやさしい
アルカリアレルギーの方でもカラー出来るのがヘアマニキュアです。
アルカリカラーでアレルギーが一度でも出た方は、2回目以降も必ずアレルギー反応が出ます。
頭皮や耳周り、フェイスラインなどにかぶれが出て、赤みや痒みが出てしまいます。
頭皮に付かないようにアルカリカラーを続ける方も中にはいらっしゃいますが、安心してカラーリング出来るのはヘアマニキュアです◎
ヘアマニキュアのデメリットは?
①黒髪を明るくできない
メリットでもお話したように、ヘアマニキュアにはアルカリが入っていません。なのでキューティクルを開いてメラニン色素を壊す事が出来ないので黒髪を明るくトーンアップ出来ません。
②別の色へのカラーチェンジがしづらくなる
髪の毛の表面をコーティングするのがヘアマニキュア。
ヘアマニキュア直後はコーティングがしっかりされているので、別の色へのカラーチェンジが難しくなります。
③地肌に付くと取れづらい
ヘアマニキュアは硬いタンパク質の表面に付いて染まるもの。
お顔や頭皮も硬いタンパク質の集まりなので、ヘアマニキュアが付くと色素が表面にくっ付いて発色してしまうので地肌に付くと2〜3日は取れません。
なので、美容院ではコームを使って地肌にベタっと付かないようにギリギリから染まるやり方で染めています◎
④シャンプーの度に少しずつ色落ちする
コレも髪の毛表面にコーティングされているだけなので、洗う度に少しずつヘアマニキュアの色素が抜けていってしまいます。
3〜4週間かけて色味が抜けていきます。
白髪染めをされている方は、アルカリカラーでもヘアマニキュアでも、根元が1cm伸びるのでカラーの染め直しのタイミングですね。
ヘアマニキュアを長持ちさせるコツと注意点。
ヘアマニキュアの発色の仕組みをふまえて注意点をお家で実践する事で色落ちを最小限に抑えて長持ちさせる事が出来ます◎
ヘアマニキュアの発色の仕組み。
実際にお店でヘアマニキュアをしている時の工程や注意点が分かりやすいので細かく説明していきますね。
ヘアマニキュアは、髪の毛の表面=キューティクルに色素が乗っかってくっ付いているだけなので、なるべく色素が乗っかりやすい状態にしてあげる事が重要です。
ムラなく均一に塗布できるようにセミウェットの状態で地肌に付かないように塗布、均一に塗布できたらラップをして加温します。
髪が濡れていると、ほんの少しキューティクルが広がります。その小さな隙間にもヘアマニキュアを入れておく事で色持ちが良くなります。
塗ったヘアマニキュアが乾燥してしまうとその部分だけ色の付き方が弱くなるので、乾燥防止にラップが必要不可欠です。
さらに加温する事で定着します。
10分〜15分加温したらラップを外して5分冷やします。
室温で冷やす事でセミウェットの状態で少し広がっていたキューティクルが閉じて色持ちが良くなります。
お店によってはドライヤーの冷風で冷ますお店もあります。
その後シャンプーするのですが、シャンプーする時も熱湯はNG!いつものお湯より少しぬるめでシャンプーしています。
それを踏まえて、
ヘアマニキュアを長持ちさせるコツや注意点は?
①少しぬるめでシャンプーする
②トリートメントの放置は少し短めにする
③お風呂上がりは直ぐに乾かす
この3つはキューティクルを開いたままにせずに乾かす事で色持ちを良くします◎
ヘアマニキュアは少しずつ色落ちしてくるので、
④タオルは濃いめの色がおススメです
汗をかいた時には、
⑤襟足の髪に触れるワイシャツの襟やストールに注意しましょう
ヘアマニキュアはグレイヘアーを目指す方にぴったり。
以前、話題のグレイヘアーを解説したブログに書いてあるのですが、黒くカラーリングしていた方が徐々に明るく薄いカラーリングにチェンジしながらグレイヘアーを目指す方にも、ヘアマニキュアはぴったりなんです。
以前の僕が書いたグレイヘアー徹底解剖のブログから
↓
もしあなたが『グレイヘア』に挑戦するなら70歳くらいがおススメかも知れません。
実際に僕のお客様で白髪染めをやめてグレイヘアにチェンジ出来た方も70代からが多いです。
ヘアスタイルはショートやボブに限らず毎月こまめにカット。
いきなりまったく白髪を染めないでいると、根元は真っ白で毛先は黒くて逆プリン状態。
伸びている途中がキレイに見えず、お手入れしていない感じがかなり出てしまうのでNG。
いつの時でもキレイに見えるように、伸びてきた白髪を少し明るめのブラウンで染めて、その次の時は褪色してきた色に合わせてさらに明るめのうすいアッシュベージュで染めて、白髪が少なくて黒が強く見えるところは明るく染めて、という感じで時間をかけて地毛を活かしながらカラーを繰り返します。
そうする事で約1年かけてグレイヘアにイメージチェンジできます◎
ここに書いた様にグレイヘアーに移行するカラーの際にヘアマニキュアが有効です◎
白髪の分量が多い方が前提ですが、前半に書いたようにヘアマニキュアは3〜4週間で色が落ちてきて薄くなります。
その薄くなってきた色に合わせて根元を最初使ったヘアマニキュアより明るめにしていく事でキレイなグレイヘアーに移行していけます◎
ヘアマニキュアを快適に楽しみたい方、『毛先に優しく』『頭皮に優しく』をモットーにスゥリールスタッフ一同しっかりカウンセリングしてカラーリングさせて頂きます◎
まとめ
いかがでしたか?髪に優しく頭皮に優しくヘアカラーを楽しめるヘアマニキュア。
色んなメリット、デメリット、アルカリカラーとは違うお家でのお手入れをふまえてヘアマニキュアライフを楽しみましょう◎
自由が丘がお近くの方は是非、ご来店お待ちしております!
tel:03-3717-1511
address:目黒区自由が丘2-9-20河津ビル2F
東急東横線自由が丘駅から徒歩4分
souRiLe 林 卓